理事長挨拶

理事長挨拶

 IT中部の理事長に就任しました磯部秀敏です。微力ながら、ITC中部を一層発展させるべく努力していく所存です。よろしくお願いします。

 ところで、英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授の『雇用の未来―コンピュータによって仕事が失われるのか』という論文が、世界で話題になっていることをご存知でしょうか? 米国労働省が認識している702の職種全てについて、IT(人工知能・ロボット・IoT等を含む)に取って代わられる確率を試算したというのです。この中には、銀行の融資担当者、スポーツの審判、不動産ブローカー、税務申告代行業、簿記・会計・監査の事務員等が高い確率の職種として掲載されています。

 ルールとデータ、そして知識の蓄積により、実行可能な業務は取って代わられる可能性が高い、ということです。見方を変えると、生命の進化におけるカンブリア紀のように、ITの活用の幅が爆発的に広がって、今まで考えてもみなかったことがITにより実現可能になるということだと思います。そうなると、高度なITをうまく活用する企業と使いこなせない企業とでは、とても大きな差ができてしまいます。

 一方、こんな話もあります。日本のIT技術者1,026千人の内、25%は一般企業に所属し、75%はIT企業に所属しているが、米国のIT技術者3,303千人の内、72%は一般企業に所属し、28%はIT企業に所属しています。これは、IPO(独立行政法人 情報処理推進機構)の『グローバル化を支えるIT人材の確保・育成施策に関する調査』(2011.3)という報告書の中に掲載されています。

 ちょっと乱暴な解釈ですが、米国の企業は、自社の情報システムを自前で構築しているが、日本の企業は、自社のシステムを他人に任せている、と言えなくもないと思います。下流工程だけなら、他社に任せても大きな差はできないと思いますが、多くの場合、要件定義(利用者のニーズを、情報システムで実現するために、実装すべき機能や、達成しなければならない性能等を明確にすること)、プロジェクトマネジメントのような重要な業務までIT企業に任せてしまっています。これで本当に、その企業の戦略と文化に合致した情報システムが構築されるのでしょうか?このあたりに、日本がITで後れを取っている要因の一端があるのだと思います。特に『攻めのIT』という部分での差が大きいのです。

 IT活用の幅が大きく広がる時代、真にその企業の戦略と文化に合致した情報システムを構築するために、特に日本では、ユーザーとベンダーのギャップを埋めるため、ITCが必要なのだと思います。政府も『攻めのIT』に弱い日本企業ということに気づいて、『攻めのIT銘柄』や、『攻めのIT経営』中小企業百選の選定に取り組んでいます。

 ITCは、常に自己研磨を怠らず、新しい技術動向について行きます。そして、企業とITベンダーの間に立って、企業が真に経営効果を上げるとともに、『攻めのIT経営』を実現できるように、効果的なプロセス(ITCプロセスガイドライン)に沿って、経営戦略~ITシステム構築/評価/改善まで一貫して支援します。これが、ITCの基本理念です。ですから、
中小企業の経営者の皆さん、是非、ITC(ITコーディネータ)を活用してください!

ITCの皆さんへ

 ITCの基本理念を持ち続けることによって、いずれ企業や社会にITCが認められる時代が到来するものと信じています。ただ、理念だけではなく、各ITCがスキル/見識/人格などの面でも、自らを磨き、尊敬されるように高めていかなければなりません。

 ITC中部は、ITCが自らを高め、ポイントを取得できるイベントや、他のITC・中小企業の方々・中小企業を支援する政府系の方々と出合う場をたくさん用意しています。

 私は、会員の皆さんとともに、ITC中部をもっと楽しく、会員になって良かったと思える(思っていただける)組織にしていきたいと考えています。

 中部地区を拠点に活躍されているITCの方で、まだ、ITC中部に入会されていない方は、是非入会してください。

ITC中部会員の皆さんへ

ぜひ委員会に入りましょう!
 ITC中部での活動の中心は、委員会です。
 ITC中部には、広報委員会ブランドデザイン委員会ビジネススキルアップ委員会マッチング事業委員会公共事業委員会(現在休止中) の5員会と事務局があります。

 委員会での活動を通じてスキルや見識を高めることができると同時に、広い人脈を獲得できます。それらは、皆さんの仕事や人生にとって、大きなプラスになると思います。ぜひ、会員の皆様にはどこかの委員会に入っていただき、ITC中部の活動を共に支えていただきたいと思います。業務都合で毎回出席出来ない方もおられるかと思いますが、各委員会ではそういったことも考慮した運営を行っております。皆さんの可能な範囲で、まず気軽に参加してみて下さい。委員会への参加は、以下から申し込めるようになっています。
※各種委員会への参加希望者はこちらからお願いします

  • 中小企業に特化したシンクライアント OfficeCloud
  • ホームページ制作・リニューアルUNION
  • ITイノベーション
  • 中京車体工業株式会社
  • 広告募集中
  •           

>>広告掲載について

ITデータ企業向けサービス 登録依頼はこちら

ITCデータベース

ITC中部各種委員会に参加する

ITC中部登録情報変更フォーム

ITC中部コラム ビジネスに使えるITツールとは?

合格への近道!

ITコーディネータ協会